札幌の交通のカテゴリ記事一覧

はじめに
北海道の夜景スポットはじめ、北海道のグルメ、歴史的遺産、温泉宿、交通手段(鉄道、フェリーなど)ほかを文と写真で紹介。皆様がより良い北海道旅行を楽しんでいただくためのひとつの情報源になればと思います。

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カテゴリ:札幌の交通

札幌の交通のカテゴリ記事一覧。札幌・小樽・室蘭・苫小牧・千歳・函館など北海道のおすすめの夜景、ひょうとう祭り、ルタオスウィーツほか北海道土産、交通(パシフィックストーリー、快速エアポート、新千歳空港ほか)文と写真:井上晴雄
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▲新千歳空港ー札幌ー小樽を結ぶ「快速エアポート」(721系車両)(右) 札幌に飛行機を利用して足を運ぶとき、新千歳空港から、JRの「快速エアポート」を利用して札…

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▲雪景色の札幌市内をかけぬけていく札幌市電(さっぽろしでん)の車両 (北海道 札幌市) 札幌のまちなみを歩いていると、一両編成の路面電車(札幌市電)が車に混じ…

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▲札幌に最寄りの空港「新千歳空港」札幌に夜景を観にいくとき、飛行機で行くという方が多いかもしれません。スポンサーリンク style="display:inline-block;width:3…

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快速エアポートの指定席「Uシート」(ユーシート)とは?

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▲新千歳空港ー札幌ー小樽を結ぶ「快速エアポート」(721系車両)(右)

 札幌に飛行機を利用して足を運ぶとき、新千歳空港から、JRの「快速エアポート」を利用して札幌まで移動する方が多いかと思います(新千歳空港と札幌駅は45kmほど離れています)
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 新千歳空港駅から「快速エアポート」に乗るとき、「Uシート(ユーシート)」というキーワードを耳にする機会があるかもしれません。そこで「Uシート」について以下書いてみることにします。

 Uシートとは、JR北海道が運行している「快速エアポート」、「L特急スーパーカムイ」、「L特急すずらん」に設置されている普通車座席指定席のことをいいます。
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▲新千歳空港ー札幌ー旭川を結ぶ「L特急スーパーカムイ」(新千歳空港〜札幌は「快速エアポート」として運転

 簡単にいえば、「Uシート(ユーシート)」は普通車とグリーン車の中間的存在。

グリーン車の水準には及ばないものの、自由席よりもさまざまな面でグレードアップした座席という位置づけです。

JR北海道はUシート(ユーシート)について「ゆとりやなごみの感じられる空間」をコンセプトにかかげています。
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そのとおり、快速エアポート(721系車両)のUシートでいえば、一般普通車が転換式シートであるのに対し、回転式リクライニングシートを採用していて、ゆったりくつろげる空間を実現しています。

なお、空間といえば、Uシート(ユーシート)ではテーブルの寸法もやや大きめに設計されていたり、座席下のスペースも広めにとられている点もゆとりを感じさせるポイントにつながっていると思います。

また、Uシートの内装は落ち着きのあるアースカラーでまとめられていて、こちらもまた気品を感じさせ、ゆったした気持ちにさせてくれます。
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▲落ち着きを感じさせる、快速エアポート(721系車両)のUシート

Uシート車両では、新千歳空港を利用する乗客を想定して、車両の隅に大型荷物置き場を備えているのも特徴です。

大型のトランクケースも十分に置ける広さがあるだけに、座席を広々とつかうことができるようになっているのです。

また Uシート車両では、客室の上部に「車内表示機」も設置されていて、FM文字放送を楽しむこともできる点もうれしいことです。

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2,400円〜
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 快速エアポート(721系車両)には、おおむねUシートの車両が1両連結しています(ほかは全て自由席)。快速エアポート(721系)におけるUシート車両の見分け方は簡単です。

普通車自由席が銀色に黄緑色のラインが入った車体なのに対し、Uシート車両は、銀色に青色と赤いラインが入った特徴ある車体なのです。ひと目で見分けがつくようになっているので安心です。
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▲銀色に黄緑色のラインが入った「快速エアポート」の普通自由車両

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▲「快速エアポート」のUシート車両。車両に青と赤のラインが入っているのが目印

快速エアポートのUシート利用料は、乗車券に加え、Uシート座席指定券300円が必要です。

たとえば新千歳空港から札幌まで乗ると仮定すると、新千歳空港ー札幌間の乗車券(1040円)+300円(Uシート座席指定券)=1340円でUシートに座って、新千歳空港から札幌まで移動することができるということになります(新千歳空港駅ー札幌駅間の所要時間:約36分)

なお、「L特急スーパーカムイ(789系車両)」と「L特急すずらん(785系車両)」のUシート座席指定券は、季節によって値段は変動します(310円、510円、710円)

こちらも普通車自由席よりもさらにグレードアップした快適な車両となっていて人気があります。
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▲苫小牧駅に停車する「L特急すずらん」

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▲室蘭ー札幌を結ぶ「L特急すずらん」のUシート(ユーシート)

ちなみに「Uシート」という名称の由来ですが、「余裕の旅をあなた(ユー)のために用意しました」ということばからきているそうです。

Uシート座席指定券の購入は、JRの「みどりの窓口」にて(席が空いていたら車掌からの購入も可能)。また、新千歳空港駅と札幌駅には、Uシート座席指定券専用の自販機(Uシート券売機)もあり。

席が空いていれば、列車出発直前の購入も可能です。

札幌市民の通勤・通学の足として大活躍の路面電車「札幌市電」(北海道 札幌市)

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▲雪景色の札幌市内をかけぬけていく札幌市電(さっぽろしでん)の車両 (北海道 札幌市)

 札幌のまちなみを歩いていると、一両編成の路面電車札幌市電)が車に混じってかけ抜けていく風景をしばしば目にします。
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その路面電車は、すすきのー西4丁目間の約8.4kmを結ぶ札幌市電(さっぽろしでん)です。暗くなれば、札幌市電の車両からはあたたかいあかりが漏れ、ほのぼのとした安らぎを与えてくれます。

 そんな札幌市電は、北海道では函館市電と並び、「北海道遺産」にも認定されています。

全国各地で路面電車が淘汰されていく昨今、札幌の夜景をつくりだす札幌市電の存在はきわめて貴重な存在だといえるでしょう。
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▲札幌市電は北海道遺産にも指定されている貴重な存在(北海道 札幌市)

 札幌市電のルーツは明治42年(1909年)に設立した札幌石材馬車鉄道だと伝えられています。

現代ではイメージしにくいかもしれませんが、当時は馬が石材(札幌軟石)を積んだ車をを引いてガラガラと札幌もまちなかを引いて歩く風景が見られたそうです。

それから9年ほど経った大正7年(1918年)のこと、北海道大博覧会開催。

それを契機に沿線の電化が行われ、札幌電気軌道の設立に至りました。それまでは石材(札幌軟石)を運搬するのが目的でしたが、札幌電気軌道は、札幌の各スポットに乗客を運ぶことに方針を転換しました。
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 札幌市内の主役的存在だった路面電車でしたが、札幌のまちが急速に発展を遂げはじめた1950年代くらいから、札幌市民のマイカーの所有率も増えるなどして、札幌市電の乗客は減少していきました。

全盛期に7系統あった路線も、次々と路線撤去が進み、結局、現在の8.41kmの1系統のみが残る形となりました。さらに追い打ちをかけたのは昭和47年(1972年)のことでした。

札幌を舞台に冬季オリンピックが開催されたのを機に、札幌に地下鉄が開業したのです 1982年には地下鉄東西線が札幌の都心部に延伸したことで、札幌市電の存続が危ぶまれる事態に。

しかし、札幌市電の利用客は当初予測されていたよりも減少することなく、2005年には札幌市により札幌市電の存続が決められ現在に至ります。
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▲雪景色のなかを力強く走っていく札幌市電の路面電車 (北海道 札幌市)

 札幌市電は、平日は7〜8分間隔で運転、23カ所の停留所に止まりながら、西4丁目すすきの間8.465kmを結んでいます。
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▲札幌市電はすすきのー西四丁目間の約8.4kmを結んでいる。終点のすすきの駅にて。

 札幌市電は地下鉄よりもスピードは遅いかもしれません。しかし、停留所が多く、バリアフリーにも力を入れていることから高齢層を中心に根強い人気があります。

また、札幌の冬は、どうしても雪で交通渋滞が起きやすいですが、札幌市電は車やバスの渋滞を横目にスイスイと進んでいけるので、通勤や通学の足としても重宝されています。

また今後の札幌市電については、札幌駅までの延伸構想や、ススキのと西四丁目を結ぶ環状線構想なども検討されているそうです。
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▲通勤・通学の足としても大活躍の札幌市電 (北海道 札幌市)

 なお、札幌市電といえば、札幌の夜景スポットのうち、藻岩山(もいわやま)に行かれるかたは乗る機会があるかもしれません。

もしJR札幌駅から藻岩山に行く場合、JR札幌駅から地下鉄またはバスで すすきの駅まで行き、すすきの駅から札幌市電に乗って「ロープウェイ入口電停」まで移動するということになります。

ローウエイの起点となる「もいわ山麓駅」まではそこから徒歩約8分ほどです。
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▲「藻岩山(もいわやま)」の山頂から眺望する札幌の夜景(北海道 札幌市)

新千歳空港〜札幌までの移動、鉄道と高速バスのどっちがおトク?

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▲札幌に最寄りの空港「新千歳空港」

札幌夜景を観にいくとき、飛行機で行くという方が多いかもしれません。
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飛行機で札幌まで移動する場合、各空港から新千歳空港までフライト。その後は、新千歳空港から札幌市内まで移動するということになろうかと思います。

新千歳空港と札幌市内までの距離は約40kmあります。その距離を公共交通機関を利用して移動する場合、JR快速エアポート」に乗車するか「高速バス札幌中央バスOR北都交通)」に乗るかの移動手段があります。

さて、札幌市内に移動するときJR快速エアポート」「高速バス」どちらがおトクなのでしょうか?

まず運賃でいえば、快速エアポート(JR新千歳空港⇔JR札幌)は大人1040円かかります。

それに対して、高速バス(札幌中央バスOR北都交通)は片道1000円。高速バスが片道で40円安いということになります。

また、高速バスは往復乗車券も発行していて(往復1900円)、往復乗るならば、高速バスのほうが快速エアポートよりも往復で180円おトクということになり、高速バスに軍配があがります

(ちなみに高速バスは4枚綴り回数券 3600円もあり)。
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次に所要時間についてですが、新千歳空港から札幌駅に直接向かう場合、JR新千歳空港〜JR札幌間の所要時間はJR「快速エアポート」が36〜40分に対して、高速バスは70〜80分かかります。

また、JR「快速エアポート」はほとんど遅延することがないのに対し、高速バスは渋滞などで定刻より遅くなる場合も想定しておかねばなりません。

新千歳空港から札幌駅に直接向かう場合、快速エアポートに軍配があがりそうです。
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▲JR新千歳空港〜札幌駅を36分(最速)で結ぶJR「快速エアポート」

ただ、新千歳空港から札幌駅に直接行くのでない場合、目的地によっては高速バスのほうが楽に移動できるケースも考えられます。

というのは、まず、出発地点の新千歳空港について、JR「快速エアポート」の乗り場はJR新千歳空港駅だけなのに対し、高速バスは、新千歳空港において(ANA前乗り場、JAL前乗り場、国際線ターミナル)と3カ所停車してから札幌方面に向かうのです。

また、高速バスは札幌市内では、札幌一の繁華街である「すすきの」「大通り公園」「中島公園」も経由していきます。
札幌ー新千歳空港を結ぶ高速バス
▲札幌ー新千歳空港を結ぶ高速バス

JR「快速エアポート」でそれらに行く場合、一旦JR札幌駅に出てから地下鉄かバスに乗り換えて移動しなければなりません。

一方高速バスならば、そのすぐ近くで下車できるということになります。宿泊するホテルによっては、ホテルのすぐ前に停留所があるというケースもあるかもしれません。
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▲大型ホテルやデパートが並ぶ大通り公園の夜景(さっぽろテレビ塔より)

以上まとめると 運賃(新千歳空港⇔札幌)は、高速バスがJR「快速エアポート」より片道40円(往復180円)安い。

移動時間(新千歳空港⇔札幌駅)は、JR「快速エアポート」(36〜40分)が高速バス(70分〜80分)より速い。

ただ、すすきのや大通り公園付近に行く場合、JR「快速エアポート」ではJR札幌駅に出てから地下鉄かバスに乗り換えが必要だが、高速バスなら界隈に停留所があるので便利。

あとは宿泊場所や移動手段の好み、新千歳空港での時間帯など考慮しつつ、ベストなほうを選択されてみてはどうかなと思います。

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プロフィール
いのうえはるお(Inoue Haruo)
文と写真) 井上晴雄

【略歴】ライター、画家として活動中。観光関連の出版物での連載や寄稿、個展開催など。夜景観賞士検定1級、旅行作家の会会員  【ライター実績】「大人の遠足」(JTB)「癒しの湯治宿」(山と渓谷社)「まっぷる」(昭文社)「旅の雫」(交通新聞社)ほか多数

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