数ある札幌夜景スポットのなかで、私が一番おススメしたいのは「藻岩山もいわやま)」の山頂から眺望する夜景です。
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▲藻岩山(もいわやま)からの夜景

藻岩山(もいわやま)からの夜景のスケールは札幌の夜景スポットのなかでも群をぬいていて、360度、自然に囲まれた環境のなかで夜景を観ることができるのが特徴です。

藻岩山(もいわやま)は札幌の南西に位置する531mの山。もともと藻岩山はアイヌ民族が「インカルシベ」(見張りをするところ)いう意味でよんでいた山です。さえぎるものもなく札幌市内をぐるりと見渡せるようになっているので、遠くから敵が攻めてきてもすぐに把握できたことでしょう

藻岩山もいわやま)の山斜面には、豊かな原生林が茂っています。この藻岩山(もいわやま)の原生林は、開拓使の時代から保護されてきた「藻岩原生林」とよばれる原生林で、国の天然記念物にも指定されています。その植生は、北方針葉樹と冷温帯広葉樹が混在していて、特に広葉樹の割合が多く、ミズナラ、ヤマモミジなどが見事です。
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▲藻岩山(もいわやま)の山頂と麓を結ぶロープウエイ・モーリスカー

また、藻岩山(もいわやま)には エゾリス、オオムラサキといった珍しい動物や昆虫、野鳥もたくさん見られるなど、まさに動物の宝庫でもあります。それらを観賞するには、藻岩山(もいわやま)の自然遊歩道をつかって昼間から登るという手段がおすすめです。

さて、藻岩山(もいわやま)の山頂から夜景を観るためには、ロープウェイ+モーリスカー、観光自動車道、自然遊歩道の3つの方法がありますが、やはりポピュラーな手段は、ロープウエイ+モーリスカーでしょう

札幌市内から藻岩山(もいわやま)山頂に行くとすれば、すすきのから発着している札幌市電を利用して向かうのが便利。ゴトゴトと一両編成の市電で札幌の市内を揺られ、ロープウェイ入口駅で下車。そこから徒歩8分ほどで4階建ての「もいわ山麓駅」にたどりつきます。
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▲藻岩山(もいわやま)ロープウエイからの札幌の夜景

ロープウェイ「もいわ山麓駅」からは、ゴンドラと もーりすカー(ミニケーブルカー)を乗り継いで山頂へ向かいます。

ゴンドラの乗車時間は約5分。発車してしばらくすると、藻岩山(もいわやま)原生林のシルエットのすきまから札幌の夜景が見えはじめます そして 徐々に高度をあげていくにしたがって宝石をちりばめたような夜景が広がります。「これが札幌の夜景か!」と思わず声に出してしまうほど、まさに感動的な夜景です

もいわ中腹駅からは、さらに もーりすカー(ミニケーブルカー)に乗り換えます。藻岩山(もいわやま)展望台がある終点の「もいわ山頂駅」まで約70秒
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▲藻岩山(もいわやま)もーりすカ―からの札幌の夜景

藻岩山(もいわやま)の山頂に向けてゴトゴトと音を立てて力強く上るモーリスカ―。高度があがるにつて、碁盤の目状に整然とつくられた189万都市 札幌のの夜景がきらびやかに窓外ひろがっていきます。


しばらくして終点の「もいわ山頂駅」に到着。駅の構内は近年改築されて、エレベーターが完備されているなどバリアフリー対応になっています。また、札幌の夜景が一望できるレストラン「THE JEWELS(ザ ジュエルズ)」があったり、最新の3D映像で「札幌」を把握できる札幌市の紹介スペース「スターホール」があるなど施設も充実。時間によってプラネタリウムクリエーター「大平貴之」氏設計のプラネタリウム(有料)も上映されています。寒い冬も暖房がついているので、寒い思いをすることなく過ごせるようになっているのもありがたい限り。

「もいわ山頂駅」からはエレベーターで展望台へ。エレベーターを出ると、そこは天空の世界。ガラス窓もなにもなく、目の前にはすぐ、星屑のような夜景が広がります。
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▲藻岩山(もいわやま)山頂展望台と札幌の夜景

藻岩山もいわやま山頂展望台は、360度、視界をさえぎるものがなく、札幌の夜景をぐるりとみわたせるようになっています。空をみあげるときらめく星々。まさに自然のなかで夜景を楽しむことができる夜景スポットです。
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▲藻岩山(もいわやま)山頂にて。連山のシルエットと碁盤状に広がる札幌夜景

夜景で薄く光を放つ視界の向こうを眺めると、空とまちの間には石狩湾が細く蒼くのびています。ぐるりと見渡すと、増毛連山、夕張岳、恵庭岳、暑寒別連峰、樽前山・・ほか北海道を代表する山々がシルエットとなりそびえ、そのふもとには、札幌のまちあかりがキラキラと星屑を散らしたようにまたたいています。視界の左手には小樽のまちなみの夜景もかすかに見えます。
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▲北海道三大夜景のひとつである藻岩山(もいわやま)からの夜景

まさに息を呑むほど美しい夜景です。ちなみにこの藻岩山(もいわやま)山頂から眺める夜景は、北海道三大夜景(※)のひとつで日本夜景遺産にも認定されているほど。私自身は、まさにそれにふさわしい夜景スポットだと感じることができました。
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▲札幌の市街地はじめぐるりと夜景を一望できる藻岩山(もいわやま)

藻岩山(もいわやま)から眺望する札幌の夜景のなかで 特に目を引くのは、札幌の中心部の夜景です。さっぽろテレビ塔すすきの観覧車が小さくおもちゃのように見え、その周辺は高層ビル群が立ち並ぶ光量の多い夜景がつづくさまは、未来への希望を感じさせます(藻岩山(もいわやま)の山頂からテレビ塔まで直線距離は6kmほどです)。
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▲「恋人の聖地」でもある藻岩山(もいわやま)展望台

藻岩山(もいわやま)山頂展望台はカップルのデートに人気の夜景スポットでもあります。その理由は札幌の夜景が美しいことがまずありますが、もうひとつの理由は中央部に 幸せの鐘があることでしょう。幸せの鐘の周りの手すりに南京錠をつけ鍵に記念のメッセージを書き込めるようになっているのです。カップルが愛の誓いを書きこめばその愛は永遠になるともいわれています。ちなみに、愛の南京錠は、もいわ山中腹駅売店「もいもいのおみせ」のみで販売しています(山頂には売っていないので要注意)。
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▲藻岩山(もいわやま)山頂にある、恋人たちの愛を結ぶ「幸せの鐘」

明治時代初期に、開拓使の人々が野山を切り拓き、厳しい自然環境とたたかいながらつくりあげてきた札幌夜景。そのあまりの壮大さに寒さも忘れて、「いつまでもその夜景を眺めていたい」。そう思って眺めた藻岩山(もいわやま)からの夜景でした。
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▲宝石箱をひっくり返したような美しい藻岩山(もいわやま)からの夜景


(※)北海道三大夜景は、函館山からの函館夜景、藻岩山(もいわやま)からの札幌夜景、天狗山からの小樽夜景です。ちなみに、札幌三大夜景は、藻岩山からの札幌夜景、JR札幌駅JRタワーからの札幌夜景、札幌プリンスホテルタワーからの札幌夜景です

札幌 藻岩山(もいわ山)展望台 DATA

(住所)北海道札幌市伏見5-3-7
(交通) 札幌市電ロープウェイ入口電停→徒歩8分
>>藻岩山(もいわやま)周辺の地図を見る
(駐車場) あり[約130台)
(料金) ロープウエェイ+もーりすカー往復大人1700円、子供850円/年間パスポート2800円
(運航)ロープウェイ、もーりすカー共に15分間隔
(時間) 10時30分〜22時(12〜3月は11〜21時)
(休み) ロープウエイ+もーりすカーは4月上旬に10日間ほど休業期間あり
>>藻岩山(もいわやま)周辺のホテルを探す

北海道は豊かな自然を秘めた広大な大地を有し、美しい風景や美味な味覚など見どころ盛り沢山
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北海道は広大な面積を誇り、海、山、湿原がつくりだす壮大なスケールの自然とであえる地。春〜秋は季節の花々に彩られ、涼しく心地の良い夏と秋が過ぎれば、冬はしっとりし た雪景色が広がります。北海道の夜景はナトリウム灯がともるあたたかみがある光が特徴。藻岩山やJRタワー展望室T38などからは190万人近くが暮らす札幌の夜景を一望できるほか、函館山からは日本三大夜景の函館の夜景を、港町の小樽では運河に映し出される情緒ある夜景を楽しむことができます。また、札幌市内で開催される札幌雪まつりや千歳市の支笏湖畔で催される ひょうとう祭りなど冬季のライトアップイベントも人気を集めています。豊かな自然と独自の文化に彩られた大地。北海道にはやさしくゆったりした時間が流れています
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