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▲小樽運河(おたるうんが)がつくりだす幻想的な夜景(北海道 小樽市)

札幌から、函館本線をJR「快速エアポート」で30分ほど走ったところに、小樽(おたる)という港町があります。小樽(おたる)はかつては商業や海運業が盛んでしたが、現在ではレトロな街並みを生かした観光に特に力を注いでいます。観光のカテゴリーには、「夜景」も含まれており、夜景を観に小樽にやってくる観光客も少なくありません。小樽の夜景は、札幌の夜景が近代的な雰囲気なのに対して、歴史的情緒のあるやわらかい雰囲気の夜景で、それがまた人気を得ています。

小樽(おたる)の夜景スポットといえば、その代表格は小樽駅から海方向に坂道を10分ほどくだったところの「小樽運河(おたるうんが)」でしょう。小樽運河(おたるうんが)の魅力はなんといっても、その風情のある景観です。運河に沿って、石造の古い倉庫群が立ち並ぶ光景は、旅人をまたたく間に小樽昭和ノスタルジ-の世界に誘ってくれることでしょう。小樽は、明治時代につくられた古い倉庫群が並ぶなど、小樽昭和ノスタルジーに彩られたまちなのです。

小樽昭和ノスタルジーのただよう小樽(おたる)の歴史を少し紐解いてみましょう。小樽(おたる)は、明治時代の末期から昭和前期にかけて、北海道一の商業港湾都市としてにぎわいました。当時の活気は今をはるかにしのぐもので、大手商社が軒を連ね、そのまちなみは「北のウォール街」とも称されたほどでした。そんな時代、より効率よく大量の物資を運搬できるよう、小樽運河(おたるうんが)が大正12年(1923年)に完成しました。長さ1324m、幅40m、水深2.4mの運河は、以降、北海道開拓を推進するためにも重要な役割を担っていくことになります。

当時の小樽(おたる)には湾内に数えきれないほどの船舶が寄港していたといいます。そして、停泊した本船と運河の間には、ハシケとよばれる小舟が往来して物資を運搬。常にまちは活気に満ちていました。
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▲小樽運河(おたるうんが)の界隈には、歴史を感じさせる建築物が軒を連ねる(北海道 小樽市)

ところが時代が流れ、物資運搬の主役は船から車両に変わり、小樽(おたる)の物流業は次第に衰退していくことになります。時代は平成の世へ。港湾機能における小樽運河の必要性は消滅し、埋め立てを推進する動きもではじめました。しかし、その小樽の歴史を物語る貴重な景観を残していこうと、16年に渡る運河の保存運動を経て、現在の小樽(おたる)は観光スポットとして生まれ変わりました。

 小樽運河(おたるうんが)にかかる中央橋と浅草橋の間には、石畳の散策路(小樽運河ふれあいの散歩道)が整備され、倉庫群はレストランや工芸館などに活用されるようになっています。
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▲小樽昭和ノスタルジーの世界が広がる小樽運河(おたるうんが)。ガス燈にあかりが灯り倉庫群がライトアップ(北海道 小樽市)

 日が暮れると、小樽運河(おたるうんが)ではうつくしい夜景が見られます。小樽運河(おたるうんが)の岸辺にならぶガス燈には次々と明かりがともっていき、対岸の石造倉庫群がライトアップ。そのやわらかであたたかみのあるあかりが、小樽運河(おたるうんが)の水面に映しだされるのです。なんとも幻想的で情緒がある夜景です。この小樽運河の夜景は、日本夜景遺産(ライトアップ夜景遺産)にも認定されています。
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▲日本夜景遺産にも認定されている小樽運河(おたるうんが)の夜景(北海道 小樽市)


(小樽(おたる)のイベント) 


毎年2月には、小樽では、北海道を代表するイベントのひとつ「小樽雪あかりの路」が開催されます。小樽運河(おたるうんが)もその舞台のひとつで、小樽運河(おたるうんが)では毎年、流し灯篭が行われています。ほのかな光を放ちながら水面をただよう灯篭と、ライトアップされる倉庫群、そしてガス灯に照らされた雪景色がつくりだす風景は幻想的。まさに小樽運河ノスタルジーの世界です。毎年たくさんの観光客がその夜景を観ようと訪れています。

 ちなみに、小樽市内には、札幌市内のような高層建築は少なく、壮大な夜景とまではいきませんが、夜景が見える客室を持つ宿はいくつかあります(※事前に宿にご確認ください)
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 小樽 (おたる)DATA

(小樽への交通)
 鉄道:JR札幌駅から快速エアポートで32分または普通列車で50分 (片道おとな620円) 
 バス:JR北海道バス・北海道中央バス「高速おたる号」で札幌駅から55分(片道おとな590円)
 車:札幌から札幌自動車道の札幌北ICまたは札幌西ICから約40分(33km)、小樽ICで降りる
 >>小樽運河周辺の地図を見る


※小樽運河(おたるうんが)は、JR小樽駅の改札を出て、駅前から海に向かってのびる坂道を下っていくと、徒歩10分ほどにあります。

(地図)小樽運河(おたるうんが)の場所

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北海道は広大な面積を誇り、海、山、湿原がつくりだす壮大なスケールの自然とであえる地。春〜秋は季節の花々に彩られ、涼しく心地の良い夏と秋が過ぎれば、冬はしっとりし た雪景色が広がります。北海道の夜景はナトリウム灯がともるあたたかみがある光が特徴。藻岩山やJRタワー展望室T38などからは190万人近くが暮らす札幌の夜景を一望できるほか、函館山からは日本三大夜景の函館の夜景を、港町の小樽では運河に映し出される情緒ある夜景を楽しむことができます。また、札幌市内で開催される札幌雪まつりや千歳市の支笏湖畔で催される ひょうとう祭りなど冬季のライトアップイベントも人気を集めています。豊かな自然と独自の文化に彩られた大地。北海道にはやさしくゆったりした時間が流れています
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